22Aug
WordPressでブログを立ち上げ、記事作成の仕事をするようになり、通常は1記事5,000~6,000文字を書いています。はたして、自分の記事が完読されているのかどうか、気になるところです。
ネット記事は、熟読するより流し読みされることが多いです。また、読者はその記事が自分に必要ないと思うとすぐ離脱します。内容を読む前に閉じられることもあります。私が書く記事も早期に離脱されることを想定し、大事なことは先に書いておくことをこころがけています。
今回は、私の個人的な感想ながら ①開いた瞬間閉じるブログ ②途中で離脱するブログ ③完読するブログの3つについて述べたいと思います。
開いた瞬間閉じるブログ
文字がひじょうに小さい
フォントは読者が調整できるにせよ、開いたとたんに異常にフォントが小さく拡大鏡が必要?と思うブログは、内容を読む気になれず、静かに閉じることにしています。
本文がすべてセンタリング(中央寄せ)されている
どうして全文をセンタリングするのか、意図がわかりません。行頭がそろっていないことで、読者の目に負担をかけています。私は、センタリングしてよいのはタイトル、挿入画像だけと思っていました。さすがに、WordPressのブログでは、見たことがありません。
参考までに、私も上の文章を以下にセンタリングしてみました。読みやすいですか?私はとても違和感があります。
本文がすべてセンタリング(中央寄せ)されている
中高年のかたの無料ブログに多いようです。どこかで流行ったのでしょうか。
どうして全文をセンタリングするのか、意図がわかりません。
行頭がそろっていないことで、読者の目に負担をかけています。
センタリングしてよいのはタイトル、挿入画像だけと思っていました。
さすがに、見栄えにこだわるWordPressのブログでは、見たことがありません。
カラフルすぎるブログ
こちらはWordPressのブログにも、ときどき見受けられます。赤・黄・緑の原色が多用されているブログは内容がよいかもしれませんが、目がちかちかして落ち着きません。パステルカラーや、少しくすんだ色を選ぶのがよいようです。
広告過多なブログ
Googleアドセンスの自動広告や楽天やAmazonのアフィリエイトリンクをたくさん入れて、どこまでが広告でどこからが本文かわからないほど広告であふれかえっているブログは、読む前に離れるようにしています。
私もブログ開設のころ、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイト、ASPの広告をたくさん、しかも大きなバナー広告を派手に貼り付けていたことがありました。今思うと、かなりはずかしいです。
大きなバナーを貼ればクリックしてもらえるのでは?と短絡的に考えた末の愚行です。後日、あいにく、バナー広告よりシンプルなテキスト広告のほうが効果的ということを知りました。
現在私は、Googleアドセンスの自動広告を停止しています。アドセンスの収益そのものが微々たるもののうえ、記事の美観を損ねかねないと感じるようになったからです。サイドバーにのみ、ひとつアドセンスを表示させることにしました。記事内でご紹介したい商品などは、アフィリエイトリンクをその都度挿入するようにしています。
途中で離脱するブログ
では、途中まで読んだものの、うーん…やめておこう、と離脱するブログの特徴をあげます。
誤字脱字が多い
私も記事を公開してから誤字脱字に気づき、慌てて修正することが何度もあります。ただ、公開前にいったんは推敲しているはずで(実際はそれでも見逃すことは多い)、あまりにも誤字脱字が多い記事は、その記事やライターさんに信用がおけませんので、離脱します。手書き時代には発生しなかった誤字脱字が、パソコンの普及で散見されるようになりました。私もくれぐれも気をつけたいと思っています。
目次がない
文字数の多いブログでは、目次がないと内容がわかりません。目次をみて、その項目に飛べるようになっている記事は助かります。
個人の日記ブログ(プライバシー暴露系)
他人の個人情報に関心がある人にとっては、よいブログかもしれません。しかしあまりにも個人情報がさらされている日記的なブログは、私には向かないので閉じることにしています。
ある日、偶然開いたブログで、自分の家族、親族はもとより友人知人の御主人やお子さんの学歴、職歴、病歴まで暴露している人をお見掛けしました。怖いですね。
完読するブログ
知りたい情報が掲載されている
WordPressでブログを作成するにあたり、たいへん多くの有益なブログに助けていただきました。WordPressでブログを作成している人は、ブログの構成もしっかりしていて、見やすい構造になっています。フォントや色の使い方も真似したいブログが多く、ブックマークして参考にさせていただきました。
人がブログを読む目的はなんでしょう?
大きく分けて①情報が欲しい(切実に欲しいこともあります!)②ヒマつぶし ③他人の日常生活に興味があるので読んでいる…このようなところでしょうか。
私も、ヒマつぶしに日記ブログを読むこともあります。なかなかユニークなブログにお会いすることもありますが、やはり、縁のない人の個人日記を読んでいる時間はもったいないかなぁ…が本音です。
適度な文字数である
私自身はライティングの仕事では5,000~7,000文字を書くことがほとんどです。ブログの場合は内容により、短く仕上げたりある程度の長文になったりします。私が読んでいて適当と感じるの、は4,000文字前後の記事が多いようです。もちろん有益な情報がつまっている記事は、10,000文字でも完読します。
レイアウトがシンプルできれい
人でも家でも、料理でも、見た目が大事なのは誰もが同意するでしょう。開いたとたんに閉じられるブログや記事にならないためにも、地味すぎるくらいのシンプルな装飾がよいのかもしれません。
ブログや記事は、内容+外観です。たとえ内容がよくても、外観が受け入れられなくて速攻で離脱されるのは残念ですね。
私も、このブログをはじめたころは、いろいろな装飾をためしてみたく、今思うとはずかしいくらい過剰な装飾をしていました。今は、極力シンプルに戻しています。
今後もWebライターとして仕事を続けたいと考えています。お手本になるブログをよく読み、反面教師的なブログを目にしたら「私は気をつけよう」と思うことにします。