趣味の英語や編み物の話題を中心に日々のできごとを綴っています

menu

ヨウコのゆるふわライフ

実家の遺品整理をしました|費用を安く抑えるには

広告

2016年11月に父が、2019年3月に母が亡くなり、ふたり暮らしだった実家は空き家になりました。

両親亡きあとは住む人がいないため、私が相続代表者となり年内に家屋の解体、空き地の売却をおこなう予定です。

解体にあたり、家の中を整理しなくてはいけません。

実家はかつて7人の家族が住んでいたことのある大きな家で、いたるところに収納棚やタンス、食器棚、サイドボードがあります。

それらの中に山ほどのモノが詰め込まれていました。

家の中を片付けられなかったのは、ひとえに母の性格上の問題と言えます。

35年間教員として務めたあとに、50代後半で専業主婦になった母でした。

もともと家事が嫌いなのか、長く仕事を続けたため家事能力が備わらなかったのかは不明ですが、とにかく雑多なモノをため込んでは整理ができない人でした。

実家には大きな物置と納戸があり、収納スペースがありすぎたことも、ため込みの一因と思われます。

実家に行くたびに「片付けたら?」と言うのですが「片付けるから」と返事をしながら、まったく片付けをしていませんでした。

また、一般的に戦争を経験した世代はモノをため込み、捨てられない傾向があると言われていますが、母も例外ではありませんでした。

母の入院中から少しずつ片付けをはじめ、いよいよラストスパートです。

片付けはじめは「なにから手をつけていったらいいのか」とぼうぜんとしましたが、やっとゴールが見えてきた今日この頃です。

この記事では、両親の遺品をいかにして整理してきたかを、簡単にまとめてみたいと思います。

これから同様の作業をしていくかたたちの参考になれば幸いです。

捨てやすかったもの、捨てにくかったもの

比較的捨てやすかったもの

■ 衣類

機械的に淡々とごみ袋に入れていきました。

父が先に亡くなっているので、父のものから整理。

私や妹が着られそうなスウェットなどは残し、どんどんごみに出しました。

母が亡くなったあとも、母の洋服はすべて燃えるごみに出しています。

■ 本

本棚の本はすべて処分しました。

本をしばって資源ごみに出す作業は少し労力が要りましたが、ほしいと思う本もなかったため迷いはありませんでした。

■ 小型家具

カラーボックスや電話台などの小さな家具は、私の車に積んで市のごみ処理施設(クリーンセンター)に持ち込みました。

回収を頼むよりも、自分たちで持ち込むほうが処分代がかなり安く済みます。

■ 古い領収書や書類

内容を確認したうえで、これもどんどん捨てていきます。

燃えるごみ行きです。

捨てにくかったもの

■ 写真(アルバム)

大昔から比較的最近のものまで、大量の写真がアルバムに貼ってありました。

すぐには捨てられず、最後まで残すことになりました。

私や妹の子どもたち、両親にとっては孫たちの幼いころの写真もたくさんありました。

それらは私たちも同じものを持っているため、処分対象です。

祖父母が存命中の写真や両親が若いころの写真は、一部を残して処分としました。

アルバムは燃えるごみになりますが、綴じてあるアルバムはばらしてごみ袋に入れてくださいとのことで、その作業に手間がかかりました。

■ 手紙やはがき、年賀状、古い通帳

ひととおり目を通して古いものは捨てました。

直近の手紙や年賀状だけは、必要になるかもしれませんので残しました。

■ 位牌、遺影

実家には大きな仏壇があります。

仏壇そのものは家の解体時に処分しますが、祖父母、伯父、両親の位牌と遺影は妹がひきとることになりました。

これは住宅事情によるもので、私は賃貸マンション住まい、妹は一戸建てに住んでいるためです。

ところで、妹は遠方に住んでいるため、位牌と遺影をクロネコヤマトの宅急便で送ろうとしたら断わられてしまいました。

改めて確認したところ、クロネコヤマトの宅急便では「遺骨、位牌、仏壇は送ることができない」とホームページに明記されています。

宅急便で送れないもの

ただ、遺影に関しては記載がないので、営業所の担当のかたの勘違いだったのかもしれません。

結局は、ゆうパックを使って送ることができました。

ゆうパックで送れないもの

宅配サービス会社により、送れるものと送れないものが微妙に違うことが今回はじめてわかりました。

■ 日記、冠婚葬祭の記録

母は日記をつけており、数冊にのぼります。

それらはまだ処分していません。

また、過去にあった冠婚葬祭でなにをいくら使ったかの明細、ご祝儀やお祝い、お見舞いやお香典をどなたからいくらいただいたかの記録も残っており、これはひとまず保存としました。

私と妹の結婚式の費用明細も記録されていて、「こんなに使ったんだ!」と驚きました。

■ 食器、台所用品

大きな作りつけの食器棚とサイドボード、収納庫のような場所に大量の食器がありました。

他県に住む友人がひきとってもいいと言ってくれたので、きれいで個数がそろっているものは全部漂白し、宅配便で送りました。

食器類もすべてごみとして出したほうが楽で安上がりですが、せっかく母が貯めたであろう食器類ですので、使ってくださるかたに送ることができてよかったと思っています。

引き出物でもらった未使用のナベもたくさんありましたが、2個だけ私が持ち帰り、残りは燃えないごみとして出しました。

食器や台所用品は心情的に捨てにくいのではなく、あまりにも量が多すぎて処分に困った!ということです。

妹や私が自宅で使えそうなものは持ち帰りましたが、食器類の半分以上は処分となりました。

■ 和服

母が私や妹のために買ったと思われる着物が、しつけ糸がついた状態で数点見つかりました。

何年前のものか、誰のものなのかもよくわからない着物で母の買い物依存傾向を思わせるものでした。

母本人も買ったことを忘れていたのでしょう。

母自身の着物もあります。

私の友人がひきとってくれるとのことでしたので、たとう紙だけ新しいものにして渡しました。

■ 掛け軸

祖父が書道家だったため、作品を貼り付けた大量の掛け軸が出てきました。

存命中に書展を開いており、その時の作品と思われるものがたくさんありました。

祖父が亡くなってからすでに35年も経っているというのに、まだ家の中に手つかずで残っていました。

重いうえにほこりがかぶっており、中を確認する気力もうせて、すべてクリーンセンターに持ち込んだのですが、上下の軸の部分は切りとり、長い部分は1mの長さに切って家庭ごみに出してくださいとのことでした。

職場のボス殿が表装を習っていたことがあり、「それって価値のあるものだったんじゃないの!?」と言っていましたが、私にとっては不用品以外の何物でもありませんでした。

■ 木彫りの熊、金属製のよくわからない置物

おそらく北海道土産と思われる、木彫りの熊を発見。

熊をクリーンセンターに持ち込んだところ「二つに割ってください」と言われました。

「どうやって割るんだろう」と困っていたら「マサカリありますよ」とのこと。

「いや、(マサカリなんて怖いし)とりあえず持ち帰ります」ということに。

再度持ち込んで、なんとか頼み込み回収してもらいました。

金属でできた、ものすごく重い置物が数点あり、足に落としたら骨折するだろうと思うくらいの重さでした。

それらもクリーンセンターに運んで処分しました。

■ 五月人形

両親にとって私の息子は初孫でした。

その初孫が生まれてテンションが高かった両親は、息子にあれこれプレゼントを買ってくれたのですが、中には「え~?いらないんだけど」というものもあったのです。

母から「お父さんが〇〇君(私の息子)に五月人形を買ったんだけど」と言われたとき、当時マンション住まいだったため「狭くて置き場所がないからいらない」と無下に断ってしまいました。

両親ともに亡くなった後で実家にあったその五月人形を見たとき、さすがに胸が痛み「どうしてあの時もらってあげなかったんだろう」と後悔しました。

今は自宅に引き取って飾ってあります。

息子はいい大人になり、父はすでに他界してしまいましたが、せめてもの罪滅ぼしのつもりです。

広告

家電リサイクル品について

 

注意

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは市で回収しません

「家電リサイクル法」に基づき、「消費者がリサイクル料金を負担すること」、「販売店が引き取ること」、「家電メーカーがリサイクルすること」が義務付けられています。

家電リサイクル法とは(経済産業省)

テレビと冷蔵庫は引き取り手が見つかったため、かかった費用は送料のみで、冷蔵庫は引き取るかたが送料を負担してくれましたので、こちらの負担はゼロでした。

エアコンは解体業者さんが処分してくださるそうですし、洗濯機はリサイクルショップに引きとってもらう予定です。

処分代を安くすませるには

「可能な限り業者に頼まず自分たちの手で行う」に限ります。

ある情報によると、業者による2トントラック1台分の不用品処分料が、30万円とも40万円ともいわれていて、ちょっとぞっとするような金額です。

私は実家に行くたびにこまめに家庭ごみを捨てたこと、粗大ごみは市のごみ処理施設(クリーンセンター)に持ち込んだことで、だいぶ節約になりました。

クリーンセンターに運んだ量

・回数:18回

・総重量:1,150kg

・料金:5,750円

・処分単価:50円/10kg

1トン強の不用品を約6,000円で処分したことになりますので、とても経済的でした。

上記の粗大ごみのほかに、家庭ごみとして市の指定ごみ袋で集積所に出した数は、200個は超えています。

家庭ごみ用のごみ袋は有料ですが、自分たちの手でこまめに捨てたことで、かなりの節約になりました。

広告

リサイクルショップの利用

比較的状態のいい家具は、リサイクルショップの買い取りを考えました。

買い取り金額はとても安いのですが、それでも引き取りにきてくれるだけで助かります。

こちらのお店を利用しました。

セカンドストリート

買い取ってもらったものと金額は以下のとおりです。

■ 洗濯機(シャープ製、10年使用)・・・6,000円

■ 折りたたみベッド・・・1,000円

■ 台所用キャビネット・・・500円

■ 応接間テーブル・・・250円

■ 合計・・・7,750円

買取条件として、縦横奥行の三辺が350cm以内のものとなっているため、比較的新しい本棚もサイズオーバーで対象外となってしまいました。

それでも、両親が使った家具や家電が売れて少しほっとしました。

何もかもを廃棄処分とするのは、さすがに少し気が引けますので…。

ごみ処理施設(クリーンセンター)の利用

粗大ごみは回収に来てもらう方法と自分での持ち込みがありますが、自分で持ち込むのが費用のかからない方法です。

回収に出すにせよ、自分で持ち込むにせよ、市の規定に従わなくてはいけませんので、市のホームページやごみ収集の冊子があれば、必ず一読しましょう。

持ち込み用の車で最適なのはトラックですが、あいにく私は普通乗用車しか持っていません。

なにげなく地元の友人に、「軽トラ持っている人知らない?」と聞いたら「うちにあるよ」と言うではないですか。

その友人のご主人と息子さんに手伝っていただき、大きな家具も出すことができました。

また、妹がレンタカーで軽バンを借りました。

軽バンも後部座席からトランクにかけて、だいぶ積み込みが可能です。

私の車は普通乗用車のプリウスで、後部座席を倒してトランクスルーにしたとしても30~40kgしか積めていませんでした。

友人宅の軽トラックには200kg近くを積んでいますので、乗用車しか持っていない人は友人、知人をあたって軽トラックを持っている人から借りるとか、レンタカーを利用するのもいいですね。

広告

実家がおおかた片付いて思うこと

「いよいよ帰る実家がなくなるのだ」という寂しい思いと、「これでやっと実家を手放せる」という解放感とが一体となっています。

「実家がなくなるのはものすごく寂しい」と誰もが言います。

これからどんな心境の変化が現れるかわかりませんが、ふるさとの思い出はひっそりこころの中にしまっておく、ということでいいのかもしれません。

私にとって愛着があるのは生まれた土地よりも今住んでいる土地のほうで、この土地を離れることになったら寂しいだろう、と思います。

実家にはあまり執着を感じてはいないものの、ときどき故郷が懐かしくなることもあるかもしれませんので、そのときはふらっと行ってみようと思います。

自分の終活を考える

実家の片付けをしながら「私も身辺をきれいにして、不要なものは捨てておこう」という気持ちが強くなりました。

もともと「片づけ」には興味があり、定期的に物の処分をしてきたつもりですが、気がつくと多くの不用品に囲まれています。

「私が亡きあとはこれらを息子ひとりで処分しなくてはいけないのだ」と思うと、息子に申し訳なさすぎます。

最近、ミニマリストさんの動画やブログをよく参考にさせていただいて、本当にすっきりきれいに暮らされていることに感心します。

私はミニマリストにはなれそうもありませんが、今よりもコンパクトに生きていくことはできるはずです。

というわけで、実家の片付けをしながら、自分のものの整理もはじめています。

手始めに私が結婚後に手書きでつけていた家計簿10冊を、即処分としました。

母が残した大量の日記を思い出し「昔の家計簿なんて、こんなものは残されたほうも困るだろう」と速攻でごみ袋に入れました。

写真もデジカメで撮ったものはクラウドに保存してあるので、PCから削除しても大丈夫ですし、プリントしたものも必要ありません。

私のアルバムも整理していくつもりです。

生前整理の効果とは

私が考える終活とは「遺族のためにと、今現在の自分の快適さのためにと、両方の効果がある」ということです。

今考えられる効果は以下のとおりです。

■精神的に楽になる

自己管理ができると己肯定感が高くなる(自分は片付けられないダメな人間と思わなくなる)

■時間を有効に使える

探し物をする時間が減る(モノが多いと見つからない)

■衛生的になる

モノが少なくなることで掃除が楽になることでチリ・ホコリが減る(モノが多いとアレルギーが悪化するそう)

■経済的になる

モノがすぐ見える場所にあることで、二度買いの無駄を省く(探してもないので買ったらあとで見つかったという失敗がない)

人は必ず最後のときを迎えますから、その日まで少しでも快適に暮らし、死後も遺族に迷惑をかけないようにしたいものです。

広告

カテゴリー

アーカイブ