20Nov

宮城県は、有数の米どころとして知られています。
特に、県の北部に位置する大崎地方には広大な田園地帯があり、秋には美味しい新米を提供してくれます。
宮城県で有名な銘柄は長い歴史のある「ササニシキ」、今では全国で栽培されている「ひとめぼれ」、隣県山形から取り入れた「つや姫」、そして今回オススメする平成30年(2018年)にお目見えした「だて正夢」です。
※令和3年度の新米が発売になりましたので商品リンクを更新しました。
私は根っからの「ごはん党」で、炊き立ての白いご飯が大好き。
美味しいお米を求めて炊き方の研究をし、ダイエット中でもごはんはどうしても食べたいタイプです。
目次
だて正夢とは
平成30年に本格デビューした新しいお米で、その名前はもちろん仙台藩主の伊達政宗公に由来しています。
推奨される保存のしかたや炊き方、食べ方がありますので、この記事でご紹介していきましょう。
みやぎ米比較
まず、主なみやぎ米の比較をしてみましょう。
宮城県産米4種
■ ササニシキ:昭和38年誕生。ほどよい硬さとさっぱりした食感で長く愛されている品種だが、栽培が難しく作付けは減少傾向
■ ひとめぼれ:平成3年誕生。適度な粘りとさっぱりした食感があり、宮城の主要品種でもっとも消費量が多い宮城の代表米
■ つや姫:平成21年誕生。粘りが少なくあっさりした食感、もともと隣県山形の品種だが宮城でも推奨品種に指定された
■ だて正夢:平成30年誕生。甘くもっちりした食感で冷めても美味、宮城の復興の願いがこめられた新種、ぜいたくでプレミアムなお米
※令和3年度の新米が発売になりましたので商品リンクを更新しました。
だて正夢の食べ方
だて正夢の保存
まずは保存方法ですが、他のお米と同じように冷暗所で保存します。
冷蔵庫で保存できれば理想的ですが、体積が大きいのであまり現実的ではありません。
米びつなどに入れて流しの下や食器棚の下段に入れているかたが多いようです。
また、新鮮なうちに食べきれるように、家族構成に合わせて一度に購入する量を決めます。
玄米で購入し、その都度精米するととても新鮮でおいしいお米を食べることができますが、忙しい方には難しいかもしれませんね。
だて正夢のとぎ方
精白米はすでにほとんどぬかが取り除かれているので、ごしごし洗わなくても大丈夫です。
さっと洗ってすぐに炊いてしまうのがベター。
なお、洗ったあとにザルなどにあげて長時間おくと乾燥してお米が割れる原因になり、水に1時間以上つけておくのはお米がもろくなるため、勧められていません。
お米はといだらすぐに炊き始めるのが美味しく食べるヒケツです。
だて正夢の炊き方
だて正夢は水分が多く、通常の水加減で炊くと柔らかい仕上がりになります。
私はかたいご飯より柔らかいほうが好みなので、通常の水加減で炊きます。
だて正夢のもっちり感をじゅうぶんに味わうためには、ほんの少し水を減らすのがよいようです。
特に新米は水分が多いため、さらに少し水を少なめにします。
また、おにぎりにするときも水は少なめに炊きます。
公式サイトで推奨され、お米の袋にも印刷されているのは以下のとおり。
お米2合に対し、炊飯器目盛りより1~2㎜少なくするというものです。
だて正夢が向かない食べ方
だて正夢はもちもちして粘り気があり、私は最初食べたときに「ちょっともち米に近い」と感じました。
そのような性質から、以下のお料理には不向きな気がします。
- お寿司
- ピラフ
- チャーハン
寿司飯に向くのは粘り気が少なくさらっとしている「ササニシキ」で、パラっと仕上げたい炊き込みピラフや、炒めて仕上げるチャーハンにも「ササニシキ」が向いています。
ただし、あくまでお好みなのでもっちりしたお寿司や粘り気のあるチャーハンが好きなかたは「だて正夢」でもちろん大丈夫。
新米の楽しみ方
10月は新米が出回り、ご飯好きの私としてはうれしい季節となります。
私はダイエット中のため、お米に雑穀米や発芽玄米、もち麦などを混ぜて炊くことが多いのですが、新米はお米そのものを楽しみたいので何も加えません。
新米の食べ方でオススメしたいのが、シンプルな塩むすび。
握りたても美味しいですし、冷めても美味しく、新米の季節は糖質制限のダイエットはしばらくお休みしようと思います。
まとめ
宮城県人としては、全国の皆さまにぜひ「だて正夢」を味わっていただきたいと思い記事にしました。
宮城の代表米である「ひとめぼれ」もおいしいお米ですが、甘みがありもっちりした触感の「だて正夢」もぜひお試しください。
5kg入りのほかに2kg入りも販売されていますので、ちょっと試したいかたにはオススメです。
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また、だて正夢の「パックご飯」もありますから、味見をしてみたいときによろしければ…。
みやぎ米のニューフェイス「だて正夢」のご紹介でした。
よろしければみやぎのお土産品もご覧ください。