13Nov
はじめに
現在、私の英語学習は、アルク社の「ヒアリングマラソン」とNHKの「実践ビジネス英語」を中心に、主にリスニングを中心に継続中です。
音読や、シャドーイング、オーバーラッピングなどで、スクリプトのある教材で声出しはしていましたが、そういえばしらばく英語を話していません。
英語も口にしなければ、どんどん話せなくなりますので、いくつかオンライン英会話を選んで体験レッスンを受けてみることにしました。
この10年ほどの間に、ネイティブ系、フィリピン系を含む非ネイティブ系、日本人からレッスンを受けた経験があります。
レッスン形態も、最大4名のグループレッスンからマンツーマンまで、受講してみました。
しだいにレッスンを受けなくなってしまいましたが、英語を話すことをまた楽しみたくなり、今まで受講したことのないスクールに申し込みをしてみました。
そのうちのひとつが産経オンライン英会話Plusです。
産経オンライン英会話Plusの講師陣
ほとんどがフィリピン人で、数人のネイティブ講師と2名の日本人講師が在籍しています。
これはどのオンラインスクールでも共通していることですが、フィリピン人講師のレッスン料は安く、ネイティブ講師と日本人講師のレッスン料は高く設定されています。
フィリピン人講師のレッスン料が安いのは、人件費が安いからであり、質が悪いわけでは決してありません。
フィリピン人講師の特徴
私はセブ島にオフィスを構えるとあるオンラインスクールで5年ほどオンラインレッスンを受け、セブ旅行の際にはそのオフィスも訪問させていただき、数人の講師陣ともお会いしたことがあります。
かなりの数のフィリピン人講師と接していますので、私なりに感じるフィリピン人講師の特徴をいくつかあげてみます。
明るくフレンドリー
ほとんどすべての講師が、明るく非常にフレンドリーです。国民性なのか職業上なのか両方なのかはわかりませんが、少なくともアメリカ人やイギリス人のネイティブ講師よりフレンドリーに感じました。
それが度が過ぎて少々うるさい(?)講師も中にはいて、プライバシーに踏み込みすぎたり、望んでもいないサジェスチョンをする講師もいましたが、その際にはサポートをとおしてご意見(クレーム?)を入れたりもしました。
私がセブ旅行に行くと言ったら、自分の携帯番号やメールアドレスを教えてくれて、なにかあったらいつでも連絡して、と言ってくれた講師もいましたし、旅行中に気を付けることを教えてくれたりして、とても親切な講師が多かったです。
バイリンガルである
フィリピン人講師の母語は首都マニラ周辺であれば「タガログ語」、セブでは「ビサヤ語」と言われ、英語は公用語のひとつではありますが、母語ではなく彼らにとっても第二言語になります。
ただ、講師の話を聞くと小学校から英語を習い始めて授業は英語で受けるとのことで、はっきり言って日本人より100倍は英語が堪能です。
ですので彼らは「バイリンガル」(もしくはマルチリンガルの人もいるかも)と言えます。
ちなみに、自宅でも英語を話すのか何人かの講師に尋ねたところ「家ではフィリピン語で話す」と言う講師が多かったです。
発音はアメリカ英語に近い
英語は大きく分けて、英米加豪の4つなどと言われ、特にイギリス発音とアメリカ発音はかなり異なっています。
この私でも、イギリス人とアメリカ人の発音の違いは聞いていてわかります。
トランプさんとボリス・ジョンソンさんの英語はよく聞いていますが、ホント違いますよね。
フィリピン人講師の発音は、限りなくアメリカ発音に近いです。
もちろん、かなり近いということで母語ではないため完全に一致はしていません。
私が聞いた限り、発音できない音があるように感じました。
今すぐ思い出すのはhumidがどう聞いても「ヒューミッド」ではなく「ユーミッド」に聞こえたことでしょうか。
あとはexceptは「エクセプト」なのですが、「エグゼプト」と濁音ではないものが濁音に聞こえてくるなどがありました。
産経オンライン英会話Plusの体験レッスンを受けて
1回目
40代のおちついた講師で、16年の英語指導歴があるそうです。
レッスン内容はフリートークにしたため、自己紹介、英語を学習している動機などを話し、2013年のセブ旅行の話をしました。
しばらく英語を話していないと言いましたが、「グラマーも正確だし、流暢だ」とほめてもらいました。
細かい言い間違いを直してもらいました。
やっぱり前置詞をおとしたり、変なところに入れたりしているようです。
また、コロナウィルスに関するディスカッションをしました。
2回目
こちらの先生も40代でおちついた雰囲気でした。
最初音声が聞こえないとのことで焦りましたが、再接続したりヘッドセットを抜き差しして通じるようになり、無事にレッスンを受けることができました。
オンラインレッスンで一番怖いのは「回線(音声)トラブル」ですね。
事前に「レッスン環境チェック」を行い問題なしでしたが、それでもそういうトラブルが起こります。
この先生は「フリートークを選んでいるが何か話したいトピックがあるか」と聞かれたため「趣味について」にしました。
あまりに普通すぎますが、まぁ最初なので趣味(好きなこと)の話は無難だと思います。
それから、自分の仕事や居住地について。
仙台市の名前はご存じなかったですが、Sendai is the biggest city in Tohoku region. と言いましたら、2011年の東日本大震災のことを覚えていてくださって、あの地震のときにどこでなにをしていたか、など聞かれました。
この講師は、日本のGo Toトラベルのこともよくご存じで、利用するかどうかも聞かれました(とりあえずStay Homeすると答えました)。
レッスンのよかった点
①体験レッスン対応可能講師が一覧に表示
体験レッスンを申し込むと、2枚の無料体験チケットがもらえます。
そのチケットを利用して講師を検索すると、体験レッスン対応可能講師が検索にヒットして来ますので、予約がしやすかったです。
②比較的すぐにレッスンが受けられる
予約が翌日や翌々日でないと取れないということはなく、思い立ったら30分後にもレッスン予約が入れられます。
公式サイトでは「レッスンの5分前まで予約が入れられる」とあります。
実際には講師の空き状況などを見て予約を入れるようになるのは、他のスクールと同様です。
長時間の予定を入れられない忙しい人や、ちょっとしたすき間時間にレッスンを受けたい人には大きなメリットになるでしょう。
③特別なソフトは不要
Skypeなどの通信ソフトは不要で、ヘッドセットさえあれば受講が可能です。
Skypeで受講するオンラインスクールも多く、そのたびにソフトを立ち上げてログインしなくてはいけません。
産経オンライン英会話Plusでは、その手間が省けます。
レッスンのよくなかった点
体験レッスンを受けてよくなかったところは…今のところ特に思いつきません。
2回とも快適なレッスンでした。
産経オンライン英会話Plus公式サイトの見やすさ
オンラインスクールのサイトにはたくさんの情報が詰まっていますし、そのサイトからレッスン予約をしたりプランを選んだり教材を選んだりします。
ですので、公式サイトが見やすいかどうかは、とても重要なポイントです。
産経オンライン英会話Plusのトップ画面はとてもわかりやすい作りになっている、という印象です。
講師を選んだ基準
経歴を見て経験年数の長い人を選んだ
さてレッスンを受けてみようかな、というときにこれから受けられる講師一覧を表示し、さらっと講師のプロフィールを見てみました。
やはり、教えている経歴の長い講師がよいだろうということで、なるべく新人ではなくベテランを選びました。
おのずと、年齢は30~40歳代以上となりました。
音声メッセージを聞いた
すべての講師のプロフィール欄に音声メッセージが公開されています(一部動画がある講師も)。
何人か音声を聞いて、「うーむ、ちょっと訛りがキツいかも」という講師はやめました。
どうしても母語の影響を受けますので、「なんだか聞き取りづらい」と感じる講師も何人かいました。
短いメッセージですので、講師を選ぶ際には聞いてみるとよいかもしれません。
もちろん、フィリピン訛りの英語であってもしっかり聞き取る自信がある、という人であればパスしてもよいでしょう。
私はちょっと自信がないので、そのようにしました。
まとめ
総じて、このスクールはなかなかよさそうな印象です。
今ステイホーム中(病気療養中)ということもあり、家にいる時間が長い私です。
この機会を英語力アップの時間にしたいと考えています。