2Jun
オパール毛糸で5本指の手袋に挑戦!
この冬も、梅村マルティナさんの本をはじめ、編み物の本を毎日眺める日が続きました。ますますオパール毛糸が好きになった私は、「今度は手袋を編んでみよう」と思い立ちました。
マルティナさんの本を参照して、初めての5本指の手袋を編むことにします。
指がわかれるところまでは、addiのソックワンダーを使ってすいすい編み進みました。ところが…。
addi 非対称(針先レースタイプ)メタル輪針ソックワンダーLACE 25cm 710-7(0号−5号)
オパール毛糸の手袋は心が折れそう、いや折れました
指のところに来たらたいへんなんですよ、作業が細かくて。ここはソックワンダーでは編めませんので、ハマナカあみあみ短5本針1号にかえます。
その前に、それぞれの指の分の目を拾って、別糸で輪にしてしまいました。すると小指の分が2目ばかり足りないんですね。もう一度数えてみても、やはり小指の分が2目足りません。
うーーーーむ。しばらく考え込むことに。そして改めて本を見てみると、手首のゴム編みから手のひら部分のメリヤス編みにうつるときに2目増し目しなくてはいけなかったんです。
私はそれを見逃し、56目のつくり目をしてゴム編みを編み、2目の増し目をしないでそのまま指の手前まで編んでしまったのでした。結果、人差し指から小指までの4本の指に目を割り当てたときに、2目足りなかったということです。
もはや「ほどいて編みなおそう」という気力はありませんでした。小指は細いし、2目足りなくても毛糸が伸びるから大丈夫、大丈夫、ということでそのまま指つくりへ。
指を4本の針で輪に編んでいくのですが、どうしても指と指の間に「穴」ができてしまいます。だんだん気力がなくなり、心が折れた私は約2ヵ月間放置してしまいました。
この状態で、2か月。糸はしがいっぱいで、糸しまつも嫌になりそうでした。
オパール毛糸の5本指手袋がやっと完成しました
5月の連休も終ったころ、今年は異常気象なのか真夏のような暑さになりました。手袋の出番は、冬までありません。しかし、この手袋を中途半端にしておくのもスッキリしないので、なんとか仕上げました。
親指は別糸を編み込んでおき、その別糸をほどきながら目を拾っていきます。親指のつけ根にもやはり「穴」が…。
こんなときはグーグルさんに聞いてみるのが一番と思い、「5本指手袋 穴があく」で検索すると、Yahoo!知恵袋にこんな回答がありました。ここで紹介されている本「手編みのてぶくろ」を、今年の冬になったら買ってみようと思います。
調べた結果、あいてしまった「穴」は結局は「かがる」のがよいという結論に達しました。今回は、糸しまつをするときに、糸はしでかがって穴ふさぎをしました。とても細かい作業でした。初めて靴下を編んだときも苦労しましたが、5本指手袋は私のなかでは難易度トップの作品になりました。