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ヨウコのゆるふわライフ

オパール毛糸「祭」でハンドウォーマー|柄合わせや編み目の整え方など

オパール毛糸に魅せられてから、かれこれ2年ほどたちました。オパール毛糸にはたくさんの種類があり、どの毛糸を買おうかとても迷います。

他のニッターさんの作品をSNSなどで見ると「私も編んでみたい!」と思う色柄もたくさん。今年になり、ずっと気になっていたオパール毛糸の「祭」を購入しました。当初は「祭」で腹巻帽子を編む予定で途中まで編んだのですが、柄の出かたにやや違和感が…。

オパール毛糸の繰り返し柄(リピート)について

オパール毛糸はセルフストライプとよばれ、1本の糸が段染めになっていて、編んでいるだけで柄が作られる糸です。

その柄の繰り返しを、梅村マルティナさんは「リピート」と呼び、一つの柄の長さによって「ロング」「ミドル」「ショート」と分けています。

私は「祭」で腹巻帽子を編むつもりで一周140目で編み始めたのですが、柄の出方が偏ってしまうといいますか、「祭」のよさがでない感じがしました。そこで予定を変更してハンドウォーマーを編んでみることにしたわけです。

「祭」はショートリピートの毛糸になります。詳しくは以下のマルティナさんのサイトをご覧になってください。

マルティナさんのサイトでは、KFSの毛糸には「ロング」「ミドル」「ショート」の表示がありますので参考にしてください。

お店はこちらです。

梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ

また、あみもの工房SheeplさんがKFSオリジナルシリーズの毛糸を動画で紹介しています。

あみもの工房Sheepl

糸の特徴がよくわかりますので、マルティナさんのKFSオリジナルシリーズに興味のある方はぜひご覧ください。

 今回のハンドウォーマー詳細

・使用糸:オパール毛糸 気仙沼 祭(KFS138)25g(4分の1玉)

・用具:5本針(短) 3号(3.0㎜)

・ゲージ(10㎝四方):メリヤス編み 30目 40段

・出来上がり寸法:手首回り17.5㎝ 長さ14㎝

・参考書籍:しあわせを編む魔法の毛糸

 

※編み針は3号5本針の指定ですが、私はソックワンダーというaddiの輪針を使って編みました。この輪針はとても使い勝手がよいので、靴下やハンドウォーマーなど小物によく使っているお気に入りの輪針です。大活躍しているこの小さな輪針は、もう手放せません。私は1号、3号、5号を購入し、編むアイテムによって使い分けています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

addi 非対称(針先レースタイプ)メタル輪針ソックワンダーLACE 25cm 710-7(0号−5号)
価格:1430円(税込、送料別) (2022/9/24時点)

楽天で購入

 

一周140目の腹巻帽子をやめて、一周60目のハンドウォーマーにしたところかわいい柄が出ました。

すべてこの法則に当てはまるかは一概に言えませんが、「ロング」は大きなストールなど、ショートは「靴下」「手袋」「リストウォーマー」「ハンドウォーマー」などの小物向いているようです。

オパール毛糸の柄合わせについて

オパール毛糸は、ただ編んでいるだけで柄が繰り返される糸なのですが、その柄の出方は毛糸によって違います。

オパール毛糸で靴下や手袋、ハンドウォーマーやレッグウォーマーなど、左右ペアものを編む際に、柄を合わせるか合わせないかによって仕上がりの雰囲気が変わってくるところが魅力のひとつです。

左右の柄を合わせる場合

左右の編みはじめの色をそろえます。私の場合は、片方を編んだらもう一方の編みはじめをそろえるようにしているのですが、最初の片方を編むときも、色の切れ目を意識して、そこから編み始めるようにしています。

柄合わせをすると、どうしても糸が少し無駄になりますが、その糸はしも必ずとっておき小物を作るときに使うようにしています。

柄合わせをしたいときは、「編み進む作り目」で始めるようにします。

左右の柄合わせをする場合、編み進む作り目にしないと柄が合わなくなるためです。編み進む作り目を詳しくご覧になりたいかたは、マルティナさんの動画を参照してください。

左右の柄を合わせない場合

オパール毛糸は柄あわせをしなくとも、アンバランスなところがかえってかわいらしい雰囲気を醸し出してくれます。あえて柄合わせをしないで編むのもひとつです。柄あわせをしない場合はどこから編んでも大丈夫ですので、糸が無駄になりません。

柄を逆方向にして編む場合

オパール毛糸の柄は一方方向になって現れてきますので、通常糸玉の中心から編みはじめます。左右ペアの作品を、片方は糸玉の中心から編みはじめ、ひとつが完成したら次の片方は糸玉のラベルをとり、巻き終わり側から編む方法もあります。

そうすると、左右ペアの柄の方向が反対になり、これもとてもかわいい仕上がりになります。この編み方をマルティナさんはナティルマ編みと名付けています。

オパール毛糸の編み目の整え方

オパール毛糸は糸自体が自然に柄になる糸なので、メリヤス編みで淡々と編んでいくのが合っています。もちろんゴム編み、かのこ編み、かごめ編み、ケーブル編みなどにもぴったりですが、初めてのオパール毛糸ならまずはメリヤス編みで作品を編んでみましょう。

さて、メリヤス編みは簡単な編地ではあるのですが、実はきれいに仕上げるのが難しいともいわれています。編地がそろわないのも手編み作品のよいところですが、少し手をかけると編み目が整います。

仕上げ方法として次の二つがあります。

  1. 水通しをする
  2. スチームアイロンをかける
 
 

<水通しのしかた>

  1. 水またはぬるま湯に編んだものを入れて15分くらいつけ置きする(高温のお湯は縮みの原因になるので避ける)
  2. 軽く絞りタオルドライをする
  3. 手で形を整えて平置きして乾かす
<スチームアイロンのかけかた>
 
  1. 編地に直接アイロンをあてずに、浮かせてあてる
  2. 編地が冷めるまで動かさない

下の画像は左が仕上げをしていない状態、右がスチームアイロンをかけた状態です。

比べると右のほうが編み目が整っています。

参考書籍

しあわせを編む魔法の毛糸 (天然生活の本) 

レリーフ編み (天然生活の本)

マルティナさんの カラフル糸で編むレッグウエア 

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