6Oct
この記事では、オパール毛糸で編んだスパイラル編みの靴下やハンドウォーマー数点をご紹介します。
オパール毛糸のよさは、他の毛糸を使ったときにしみじみ感じます。オパール毛糸は糸割れもせず、安定した太さで編みやすく、美しい柄が表現されることが魅力です。
さて、この数年でベルンド・ケストラーさんのスパイラルソックスがニッターの間で人気になりました。私も表紙の美しさにひかれて本を購入し、さっそく編んでみることに。
スパイラルソックスとは
もともと、アメリカの軍隊で使われたソックスです。戦時中に「簡単なソックスを編んで兵士たちを応援しよう」と、女性たちに呼びかけるチラシが配られたとのこと。
[スパイラルソックスの特徴]
■ かかとがないタイプのソックス
■ かかとがないので足のサイズを問わずはくことができる
■ かかと部分をずらしてはくことですり切れ防止になる
■ 増減なしでまっすぐ編んでいくだけなので初心者でも編める
ケストラーさんのスパイラル編みは「裏目2目、表目4目を6段編んだら、1目左にずらす」という編み方です。本のとおりに編んでみたのがこちらです。一度洗ったので、少し縮んだ感じになっています。
使用毛糸
- オパールフンデルトヴァッサー2102番
- オパールユニ3072番
使用針
- addiソックワンダー3号
使用針のaddiソックワンダーは1号、3号、5号をもっていて、便利に使っています。袖口やソックスのはき口にちょうどよいサイズで、くるくる編んでいくだけでスピーディな編み心地で、とても快適です。
短い5本針は、針を持ち替える手間やうっかり1本が見当たらなくなったときにプチストレスを感じます。よって、この小さな輪針はなくてはならないものになりました。小物をたくさん編むかたにオススメです。
下の画像はソックワンダーでハンドウォーマーを編んでいるところ。使用糸はオパール毛糸、3号針で1周52目で編んでいます。
ソックス以外のスパイラル編み
スパイラル編みで、ハンドウォーマーやアンクルウォーマーも何点か編みました。左は定番毛糸の家族の笑顔シリーズから選んだ「赤ちゃんの笑顔」。靴下を編んだ残りで編みました。
右はカラーズインラブという2017年のシーズン毛糸でした。現在、オパールコットン毛糸として同じ柄のものが販売されています。
使用針はすっかりお気に入りになった、addiのソックワンダーです。スパイラル編みは伸縮性がよいので足首にもつけることができ、アンクルウォーマーとしても使うことができます。
スパイラルソックスのはき心地
う~ん、実はいまいちだったんです、残念ながら…。確かに編みやすく1目ずつ表目をずらしていくことで、きれいなスパイラルにはなるのですが、着用したらあまりフィットしません。
家の中だと、はいているうちにだんだん脱げてきます。つま先のほうに靴下がずれてくる感じです。靴をはけば大丈夫なのかと思います。
靴下ではなくてハンドウォーマーやレッグウォーマーにするのならスパイラルが活きていい感じになります。
本にはどんな足にもフィットするとありましたので、少し残念に思いました。フィットする靴下は、きちんとかかとを作る編み方で作る予定です。下はオーパルのシリーズ毛糸カラーズ・イン・ラブで編みました。