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ヨウコのゆるふわライフ

東京ラブストーリー|25年後のふたりは?読後レビュー

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大ヒットした東京ラブストーリー

懐かしのドラマ「東京ラブストーリー」を覚えていますか?

1991年に大ヒットしたドラマです。

※現在はドラマ配信サービスFDOで観ることができます。

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東京ラブストーリーで20代だった、リカとカンチのふたりは25年後、どうなっているのでしょう。

もうあの日の若さは失われ、シニア世代といわれる年代に入っているはずです。

東京ラブストーリーをリアルタイムで観ていたひとは熟年に達するお年頃。

若いころにはバブル時代を経験したことでしょう。

私は原作も読み、ドラマも観ていました。

(2018年に再放送がありましたが、あいにく私は観ていません)

今から28年前にドラマ化された柴門ふみさん原作の「東京ラブストーリー」は、奔放な性格の赤名リカと同僚の永尾完治の物語です。

これは、とてもひと言では語りつくせないラブストーリーですが、リカは強引に完治(カンチと呼ばれていた)に言いより、ふたりは付き合うことになります。

付き合っている最中も、カンチはリカに振り回されっぱなし。

リカは自分の思い通りにことが運ばないと、過呼吸をおこしてパニックになります。

当時は「う~ん、リカって好きになれないタイプかも」と思っていました。

リカは以前、上司の和賀さんと不倫関係にありました。

カンチとの関係がうまくいかなくなると和賀さんのもとにもどり、和賀さんの子どもを宿します。

カンチのほうは同級生のさとみさんと結婚し、リカは遠い土地で和賀さんの子を産むことになった、というところで原作は終りました。

原作とドラマの違いは「リカの大きなおなか」で、原作では「子どもはアフリカと名付ける」とリカが語っていますが、ドラマではリカのおめでたには触れられていません。

当時の視聴率を調べたところ、平均が22.9%、最終回は32.9%を記録した大ヒットでした。

私は、主題歌となった小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」が今でも思い出されます。

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25年後に50歳の再会

さて、そのリカとカンチが25年ぶりに会うことになります。

二人と、二人をとりまく人々の25年後を描いた続編が出版されたのが2017年1月。

東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル) として出版されました。

私は、「う~んイマイチかも」と思って読まなかったのですが、最近になり「やっぱり25年後の二人ってどうなってるのか気になる」と思い、キンドル版で読んでみることに。

柴門ふみさんの作品は何冊も読んでいて「東京ラブストーリー」のほかに「あすなろ白書」や「同級生」もお気に入りでした。

柴門さん絵が変わった?

最初に感じたのは「柴門さんって、こんなに絵がヘタでしたっけ?」です(個人の感想です)。

申し訳ないですが、昔は絵がヘタという印象を持っていなかったため、とても違和感を覚えました。

ストーリー的にはけっこう感動し、ところどころで涙腺がゆるんだりしました。

柴門さんは男女愛のみならず家族愛もよく描いていて、昔読んだ漫画の中のちょっとしたセリフを未だに思い出すこともあります。

【注:以下ネタばれありです】

さて、リカとカンチが別れてからリカはアフリカを未婚の母として立派に育て、カンチもさとみさんと結婚して一男一女をもうけます。

ところが、こんなことって漫画だからありえるんでしょうけれど、リカの息子のアフリカとカンチの娘が付き合っているというではないですか。

そこで、リカとカンチ、そしてさとみさんも25年ぶりに再会することになります。

娘が結婚したいという相手の名前が「赤名アフリカ」と聞いたときのカンチの驚きよう。

いや、これはぜったいフィクションだからありえるんですよね。

想像してみました。

もしうちの息子がお嫁にしたいと連れてきた彼女が、私の大昔のカレシのお嬢さんだったら…。

結婚そのものには反対しないでしょう。

本人同士の問題ですから。

でも、相手方のおやごさん(元カレとその奥さん)とは親密には付き合いません。

リカは当初から「やっかいで、取扱注意な女」だと思っていましたが、熟年になっても相変わらずパワー全開です。

そんな奔放なリカですが、アフリカの父親がかつての上司である和賀さんであることを、アフリカにも告げず必死で育ててきました。

和賀さんはリカと一緒になるために家庭を捨てたのですが、そんな和賀さんをリカはあっさり捨てて姿をくらましてしまっています。

そしてシングルマザーとして、アフリカを大学院まで進学させます。

25年後にリカがばったり和賀さんに会ったとき、和賀さんはがんで余命が短い状態でした。

和賀さんは、リカのために家庭をなくし、かといってリカは和賀さんとは一緒にならず、老いて一人暮らしでした。

その和賀さんを、息子のアフリカには「結婚する相手だ」と言って自分の家にひきとり、亡くなるまで面倒を看ようとするリカ。

息子のアフリカには、和賀さんが父親だということは打ち明けていません。

しかしアフリカは和賀さんの介護をするうちに、いやはじめて会ったその瞬間から「おとうさんだ」とわかってしまうんですね。

アフリカのおとうさん、和賀さんが危篤状態のとき、病室に入れるのはご家族だけですと言われて、アフリカは「息子です」と言います。

そして、リカとアフリカに看取られて、アフリカの父である和賀さんは最後まで父親の名乗りをあげずに旅立ちます。

和賀さんの散骨の時間にアフリカは彼女と結婚式の準備中だったのですが、アフリカが「さようなら、おとうさん」と、彼女にも聞こえないようにつぶやきます。

ああ、アフリカは父親の最期に立ち会うことができてよかった、とこころからほっとしました。

25年後のリカとカンチの物語は、男女の恋愛というよりは、家族愛や親子の愛が中心になって展開されました。

かつての同級生であったカンチと奥さんのさとみさんも、すっかり熟年になりました。

さとみさんは若かりし頃、一時期は夫のカンチとリカとの三角関係という立場にいて、最終的にはカンチと結婚したのですから、リカに勝ったといえるでしょう。

ただ、娘の結婚相手がリカの息子だと知ると、とても複雑な心境になります。

柴門先生はこの作品を描くにあたり、次のようにコメントされています。「25年ぶりに『東京ラブストーリー』の続編を描いてみませんかという編集部の依頼を受けて、コミックスを読み返しました。基本、私は自分の過去の作品を読み返さないので、読み返したのはじつに20数年ぶりでした。新鮮でした。読み終えた瞬間、リカとカンチが私の頭の中で動き、笑い、喋り出していたのです。そして、かつては「恋愛関係」だったものが時を経て、「友情」や「戦友」という感覚に変わっていくことを読者に伝えられればと思いました」。まさに柴門先生にしか描くことのできない人間ドラマがここにあります。ぜひご一読ください!

引用元:編集担当おすすめ情報

25年後のリカとカンチは、ふたりとも親として当たり前の心情をもつ大人になりました。

当時、家庭や家族ってなんなの?あんまり関心ない、と思っていた若い世代も、今や熟年に達し、しみじみ家庭や子どものことを考えていることでしょう。

25年後の東京ラブストーリーは、たいへんよい作品だと思います。

ところで、リカ役の鈴木保奈美さんとカンチ役の織田裕二さんが、2018年のドラマ「スーツ」で共演されましたね。

保奈美さんも織田さんも、お若くステキでした。

特に鈴木保奈美さん、若いころよりずっと好感度が高いと思いました。

きれいにお歳を召されていて羨ましい限りです。

東京ラブストーリーコミック版はこちらです。

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