21Aug
Webライターとはなにをする人?
Webライターとは、簡単にいえば在宅でインターネット上に公開される記事を作成する人のことです。私は2019年ころからクラウドソーシングサイトに登録し、少しずつお仕事をしています。 以前、以下の記事を公開しました。今回はその続編になります。
【Webライター】働くメリットとデメリット|クラウドソーシング
Webライターで働くメリット・デメリット
Webライターは基本的に在宅ワークです。通勤がないぶん楽ですが、逆にそのことがマイナス面にもなります。
メリット
- 完全在宅で仕事ができるので通勤時間がない
- 在宅ワークのためどんな服装をしていてもよい
- 初期費用がかからない(ただしスタート時ににはライティング用の数冊の書籍を購入)
- クラウドソーシングサイトでは案件が多い
- クライアントさんに気に入ってもらえば継続案件がいただける
- 仮払い制度があるので報酬をもらいそこねることがない
※仮払い制度とは
■ クライアントさんが、事前にクラウドソーシング会社に支払いをしておくシステムです。クラウドソーシング会社では報酬を一時的に預かります。そうすることで、ワーカーは仕事はしたが報酬が支払われなかった、というトラブルを回避できます。
■ 流れとしては「クライアントさんからの仮払い」→「業務開始」→「納品」→「支払い」です。納品した内容にクライアントさんが納得すれば、報酬が支払われます。その報酬はすでにクラウドソーシング会社が預かっています。結果、納品したものの報酬が支払われないというトラブルはなくなります。
デメリット
- 安定収入は期待できない:月給のように決まった収入は得られないと考えています。
- 時給計算すると安すぎることも:記事執筆そのものよりも、構成案を考えたりリサーチに時間がかかるためです。
- クラウドソーシングサイトの利用料が高い:手数料が最大20%引かれるため手取りが少なくなります。
- ネット回線がトラブルを起こすと納期に遅れる:めったにはありませんが自宅回線がダウンしているようなときはスマホのアプリで連絡がとれるようにしてあります。
- 家に引きこもりがちになり運動不足や誰とも話さない時間が増える:買い物もAmazonやネットスーパーを使う傾向がある人は意識的に散歩に行ったりしたほうがよいでしょう。
Webライターの働きかた
クラウドソーシングに登録する
クラウドワークス、ランサーズ、サグーワークスなどのクラウドソーシングサービスに登録することが近道です。はじめから自分でお仕事を探すのは敷居が高く、最初はこのようなサービスを利用することが推奨されています。
※クラウドソーシングサービスとは
クラウドソーシングはcrowd(群衆)とsourcing(調達)を組み合わせた和製英語。インターネットを介して仕事を発注したり受注したりするシステムです。発注側にはコストや時間の削減がはかれるメリットがあり、受注側は自分のスキルや時間に応じて仕事を選べる点で人気があります。
私自身も、クラウドソーシング数社に登録しています。ただ、利用しているのは一社だけです。その理由は、サイトごとに使い勝手が違い、数社を渡り歩くのが少々おっくうになったためです。現在は、初めてライティングのお仕事を受注したクラウドワークスのみ、利用中です。
Webライターで私が応募しない案件とは
案件、つまりお仕事は、サイト上にたくさんあります。そのなかから自分に合った案件に応募するのがスタートです。応募文の書きかたや契約のしかた、好ましくないクライアントさんと遭遇しないためのノウハウは自分で学習してゆくしかありません。
私が「この案件はやめておこう」と思うのは以下のとおりです。
文字単価が低すぎる案件は応募しない
1文字0.1円という案件もありますが、低すぎます。初心者でも最低0.5円を基準にしたいものです。
文字単価が高すぎる案件も応募しない
高いならよいではないかとお思いでしょうが、相応の専門知識を条件にしていないのに、文字単価5円や10円などはトラブルになりそうな予感がするのでやめておきます。
自分の得意分野以外や、執筆経験のない分野への応募はしない
プロフィール欄に自分の得意分野をあげ「得意分野以外のご依頼もお引き受けします」と書いているライターさんを多くみかけます。私はそれはしないことにしています。
自分が経験したことも勉強したこともない分野のライティングは、一からリサーチしなくてはならず、時間がかかりすぎるからです。
自分が経験したことや、すでにWebライターとして執筆した分野は書きやすいですし、応募の際にも有利です。
なお、よく見られるのが、「テストライティングのあとに本採用」のような案件です。その場合、テストライティングの報酬は極端に低く、1記事、5,000文字で500円(つまり、1文字0.1円)ということもあります。
パスすれば1文字0.5円以上という条件もあります。テストライティングに限っては0.1円でも仕方ないかもしれません。合格しないとお仕事はいただけませんので、まずは受けてみましょう。
Webライター案件の検索のしかた
クラウドワークスでは検索条件を保存することができます。変更も可能です。毎回検索を繰り返すのは手間がかかるため、保存機能ができたのは助かります。仕事のカテゴリー、報酬額、文字単価、希望ジャンルなどを登録しておきます。特に希望がないところは未設定にしておきます。
私は以下の条件でお仕事を探しています。
■文字単価:1.0円~
■文字数:3,000字~5,000字
■クライアント:本人確認済み
クライアントさんのプロフィールはよく見ましょう。クラウドワークスは本名でなくても登録可能なので、プロフィール画像が設定されていること、本人確認済みであることと、過去の評価を見てみます。
私は募集実績が多いこと、プロジェクト完了率90%以上、悪い評価をつけられていないことを基準にしています。
WordPressブログはWebライターに有利
私が2019年に「ブログをはじめよう」と思ったきっかけが、WordPressの習得です。そもそもは、Webライターとして在宅で仕事を続けたいと考え、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトに登録しました。
ライティングの案件を見ると「WordPressに直接入稿」という案件が目に留まります。2019年の時点で、私はWordPressがなにかわからず、「Wordっていうくらいだから、MSのWordと似たようなもの?」程度の知識でした。
ところが、いろいろ調査を行ううちに、WordPressとは今現在多くのサイトで利用されているコンテンツ管理システム(CMS)であって、マイクロソフトのWordとはいっさい関係がないことがわかりました。
そこで、「では私もひとつWordPressでブログを作ってみよう」という気になり、このブログの立ち上げとなったわけです。もともとブログを書くことが目的というよりは、Webライティングを長く続けるのならWordPressの使い方を習得すべきだろう…という考えでした。
WordPressは難しかった
私もパソコン歴はかなり長く、Windows95からコンスタントに公私ともに使っています。パソコンには、苦手意識がありませんでした。しかし、このWordPressは結構手ごわかったです。ただ、ネット上には親切でわかりやすい解説を書いてくれている方々が多く、いろいろなブログを参考にさせていただきました。
※ヒトデさんのヒトデブログ
有名なヒトデさんのブログです。WordPressブログは、ヒトデさんのブログの解説どおりに作りました。サーバーは当時お勧めしていたXサーバーではなく、現在はConoHaWINGがヒトデさんの一押しのようです。
※サルワカさんのコピペで使えるCSSデザインサンプル集(Web用コード250個以上まとめ)
※カラーを選ぶのはWeb色見本 原色大辞典
ふたつともたくさんのデザインと配色があり、見ているだけでも楽しくなるサイトです。いくつか見出しやボックス(囲み枠)を利用させていただいています。
WordPressブログ開設の費用
ところで、WordPressでブログを開設するには、初期費用として以下がかかります。私は最初からWordPressでブログを立ち上げようと思っていました。
毎日のできごとや料理の画像などを載せる「日記ブログ」であれば、はてなブログ、アメーバブログやgooブログ、楽天ブログでもよいかもしれません。
ただ、私は当初からWebライターとして稼ぎたいという目的があったため、無料ブログは考えておらず、WordPress一択でした。
・WordPressテーマ購入費:8,980円
・サーバー利用代:年額13,200円(月額1,100円)Xサーバーを利用中
・ドメイン利用代:年額2,996円(月額250円)お名前.comを利用中
登録済みドメインでも手に入る「お名前.com プレミアムドメイン」
WordPressには無料テーマもありますが、デザインが好きでこのテーマを選びました。現在のテーマはChillというものです。
しかし使っている人が少ないテーマだったようで、困ったときに検索してもあまり答えがみつかりません。見かけだけで選んでしまった…と少々悔やみました。
やはりWordPressは人気テーマから選ぶのがよいと思います。
2023年人気のWordPressテーマ
実はSWELLが気になっていて、乗り換えも考えています。かなり使い勝手がよいと評判です。
現在のテーマではプラグインを入れたり、CSSを追加したりして結構な手間がかかっています。
SWELL(ブログ向け・企業サイト向けテーマ)
Cocoon(ブログ向けテーマ)
SANGO(ブログ向けテーマ)
JIN(ブログ向けテーマ)
Lightning(企業サイト向けテーマ)
出典:【2023調査】WordPressテーマの人気シェアランキング【有料/無料、日本/海外】
WordPressへ直接投稿ができると応募できる案件が増える
私自身がこのブログを開設したのも、WordPressの使い方を学ぶためでした。現在も、WordPressの使い方を知っていたために受けられた案件を手掛けています。ライティングのお仕事をある程度長く続けたい人には、WordPressのスキルはあったほうがよいと考えています。
文章作成の基礎を学ぶおすすめ書籍
以下は、以前にもなんどかおすすめしていますが、文章を書くにあたり参考にしている書籍です。繰り返し読み、必要な部分にはマーカーを引いたり付箋を貼ったりして、シンプルで伝わる文章が書けるよう努めています。